新型コロナウイルスの感染をどう防ぐか。
除菌クリーニング、感染予防メンテナンスが重要です。

新型コロナウイルスの感染が全世界に広がり、日本でもその対応に政府も自治体も追われています。弊社も、コロナの件でお問い合わせを数多く頂いています。

・新型コロナウイルスに関する基本的な知識
・感染者が出た場合の消毒の依頼
・今後の仕事の方向性

つきましては現時点での状況に基づき、以下お伝え致します。
その最高のサービスを日本で展開するのが、フォンシュレーダージャパンです。

新型コロナウイルスについて

中国の武漢で発生したといわれている新型コロナウイルスCOVID-19ですが、発生から数か月が経つうちにわかってきたことがあります。

・このウイルスは、2003年に流行したSARSウイルスに極めて似ている
・致死率は高くないが、感染力が非常に強い
・高齢者や体に持病のある方には肺炎を起こしやすい
・ウイルスは常に変異している
・物に付着したコロナウイルスは9日間生存している可能性がある

新型コロナウイルスの対応策

有効な対応策としては、以下が考えられます。

1.人と人の接触を避ける
2.日常的な感染症対策

1の対応としては、国民の不要不急の外出をしないようにすることだと思います。2の対応としては、「マスク、うがい、手洗い」の励行です。石鹸による手洗いの効能はあるのですが、手洗い洗剤が入手できない、もしくは消毒に使うエタノールが入手できないという問題が発生しています。

コロナの感染経路と対策

一般的に新型コロナウイルスの感染経路は、大きく3種類といわれています。

・飛沫感染…マスクの着用が重要です
・接触感染…感染者が触れたタッチポイントの消毒が必要不可欠です
・エアロゾル感染…除菌剤の空間噴霧が必要になります

豪華客船ダイヤモンド・プリンセス号の感染経路は、階段や手すり、ブッフェスタイルのレストランの料理をつかむトングなどから広まったのではといわれています。事業主の方にとっては、空気除菌と感染者が触る可能性の高い箇所(タッチポイント)の消毒が、必要不可欠になります。

Q&A

新型コロナウイルスに関して、お問合せの多い質問について以下お答えします。

新型コロナウイルスと菌とは違うものなのでしょうか
ウイルスは、菌ではありません。細菌を殺す場合は殺菌といえますが、ウイルスの場合は不活性化となります。対応した場合の表記は、「新型コロナウイルスを殺菌しました」ではなく、「新型コロナウイルスを不活性化しました」が正しいと思います。
新型コロナウイルスの消毒のガイドラインについて、教えて下さい
日本国内における消毒剤は、次亜塩素酸ナトリウムとアルコールだけが認可されています。
また薬事法の関係で、殺菌剤は薬剤師がいる薬局等のみで購入できます。ここでいう消毒剤のガイドラインは以下になります。

・水分が入っていない箇所は、70%以上のエタノールによる清拭
・その他の部位は、次亜塩素酸ナトリウム500ppmによる拭き上げ

ただ塩素を撒くと漂白してしまうので、実際の現場では次亜塩素酸水を200ppmのもので拭くというように変わってきているようです。感染が現場での消毒に関しては、各保健所に問い合わせてみても返答はまちまちで、「消毒を依頼するのは、そのお店さんの自由なので、そこはお任せします」という返答が多いようです。
現在のコロナ感染の消毒現場の状況について教えて下さい
新型コロナウイルスの感染の総毒の現場は、以下のような状況が多いようです。

・日本ペストコントロール協会所属の害虫駆除業者さんが依頼を受けて施工する
・特殊清掃(孤独死、事故死などの現場の処理をする)業者さんが施工する
・清掃業者さんが、見様見まねで施工する
・感染者が出てしまった現場を運営する事業主さんが自分達で何とかする

ただ注意しなければならないのは、この状況を商機とみなし、間違った施工もあるようなので気をつけて下さい。
株式会社フォンシュレーダージャパン代表取締役社長 岡本英男

株式会社フォンシュレーダージャパン代表取締役社長
岡本英男
1956年生まれ。岡山県岡山市出身。中央大学理工学部卒。1996年東京シービーエス入社。2008年10月株式会社フォンシュレーダージャパン社長就任。公益社団法人全国ハウスクリーニング協会外部理事 一般社団法人日本レストレーション協会(旧:日本消臭協会)理事 臭気判定士 IICRC国際資格8種取得。